第22回(バッカスの宴)大会のご案内
第22回(バッカスの宴)大会は盛会を持って終了致しました。
多くのご参加、ご支援をありがとうございました。
会場:山梨大学甲府西キャンパス(甲府市武田4丁目4-37)
会期:2024年6月22日(土)・23日(日)
バッカスの宴(うたげ)名称について
ローマ神話の「酒・亨楽・音楽の神」バッカス(Buccus)。
コロナが明けて全イベントが復活する 4 年振りの大会です。
ワインの地、山梨で音楽表現の花々を咲かせましょう。
大学ワインのご案内は受付で準備してお待ちしています。
22日㈯のプログラム
13:00 開会式
オープニング:
菅野由弘作曲《酒を造る里の物語》より〈桶洗唄〉〈もとすり唄〉〈三ころ〉
指揮:菅野由弘 合唱:唄い隊(日本音楽表現学会有志)
基調講演:茂手木潔子氏(上越教育大学名誉教授)——「酒屋唄に聞く日本の声の表現」
レクチャー1:菅野由弘氏(作曲家・早稲田大学教授)——「酒づくりの合唱曲」
レクチャー2:奥田 徹氏(山梨大学理事/ 副学長・ワイン科学研究センター教授)
——「ワイン製造における味の表現と音楽」
サロン:本年は、大教室の中での関心分野別グループで共通の話題・テーマについて話し合います。詳細は『(バッカスの宴)大会要項』をご覧ください。
情報交換会:コロナが明けて4年振りに参加者が集い、近況を話し合い、懇親する時間。懐かしい友人、新しい人々との懇親のひとときをお楽しみください。
23日(日)(分科会)のプログラム
分科会: *CⅢ①、EⅢ①、EⅣ②はワークショップ(WS)です。*2行を超えるタイトルはサブタイトルを省略しています。
研究発表: 23日 時間帯: Ⅰ 9:00-10:30 Ⅱ 10:45-12:15 Ⅲ13:15-14:45 Ⅳ 15:00-16:30
会場 司会 発表者 発表題目
AⅠ 小野 亮祐
①後藤 丹 モーツァルト:ピアノソナタイ長調 K.331の全体構想
―第1、第2楽章の帰結として作られたトルコマーチ―
②深井 尚子 ベートーヴェン後期ピアノソナタの前打音の変遷の考察
―ロマン派への移行の要素として―
AⅡ 神部 智
①二宮英美歌 モーリス・ラヴェルのピアノ作品《À LA MANIÈRE DE…風に》に関する一考察
―《ボロディン風に》を中心に―
②赤塚 太郎 ベルリン・リート楽派の作品から再考する芸術リート(Kunstlied)の成立過程
―詩の音楽化を図った伴奏部の考察を中心に―
AⅢ 稲木 真司
①小笠原真也・宮田知絵 本居長世のピアノ曲《かぞへうたヴァリエーシォン》
②公文理恵・笹子まさえ 小黒恵子『子どものうた選集 うたのパレット』分析報告①
AⅣ 豊田 典子
①釘宮 貴子 日本詩歌のドイツ語訳とジャポニスムの歌曲
―グレーテ・フォン・ツイーリッツ《日本の歌》(1919)―
②劉 麟玉 江文也の歌曲集《生蕃四歌曲集》(Op.6)の展開
―荻野綾子コレクションに所蔵されている自筆譜との比較を通して―
BⅠ 上原由記音
①山本 奈央 アレクサンドル・スクリャービンの交響曲とピアノ・ソナタの比較研究2
―≪交響曲第3番「神聖な詩」≫作品43と≪ピアノ・ソナタ第4番≫作品30をめぐって―
②小林瑞季・田中昌司 演奏時の脳活動を利用した楽器とエレクトロニクスの為の作品の模索
BⅡ 寺内 大輔
①阿部亮太郎 三善晃の三部作の立ち位置
②小川 有紀 ヘレニズム期の楽器演奏者とヒエラルキー ―ワイン、シンポシュオン Συμπόσιον、水オルガン、世界最古の鍵盤楽器奏者は女性であった―
BⅢ 竹下可奈子
①籾山 陽子 バードの多声声楽曲の歌詞の扱い ―器楽パートへの歌詞付けに着目して
②本間 千晶 日本語話者がロシア声楽作品を演奏する際の問題点と改善方法
BⅣ 清水 稔
①中村 隆夫 強弱記号mfの立ち位置―バロックからロマン派への過程で―
②木村 貴紀 音楽評論における価値基準の諸相
CⅠ 小西 潤子
①三島 郁 19世紀ウィーンにおける和声教育
②魏 然 『山歌寥哉』に見る中国ポピュラー音楽の新たな方向性―山歌と『聊斎志異』の融合作品の考察―
CⅡ 渡辺 修身
①朝倉由香利 ハリウッド映画の音楽におけるドリア旋法
②余田有希子 サイレント映画期における音楽と感情―映画伴奏用楽譜集を題材として―
CⅢ 永岡 都
①河本 洋一 【WS】体感!ビートレカードⓇを使ったアンサンブル
②太田 公子 高齢者合唱における指導と母音フォルマントの関係―集団歌唱効果の追求に向けて―
CⅣ 高沢 学
①池田 光穂 サルサの女王は死後にPay-Backを受くる―歌手セリア・クルスと東西冷戦―
②平石 孝太 ウクライナでの音楽活動―ウクライナ国立オデーサ歌劇場に着目して―
DⅠ 桐山 由香
①滝 奈々子 伝統音楽から民俗音楽、そして民衆音楽へ―グアテマラ国民文化の文化表象について
②宮本賢二朗・杉江 淑子
子どものための多文化音楽教材の開発と実践―原語と日本語の2言語を用いた活動の成果と課題―
DⅡ 近藤 茂之
①梶村 有美 学校における合唱伴奏の経験がもたらすもの(2)
―音楽の非言語的コミュニケーションについての一考察―
②佐藤和貴・佐藤克美・渡会純一・田中悠一郎
学習者自身の声質を模倣の音声とする歌唱練習の効果
―「本人の声質のまま音高の変更が可能な音響システム」を利用した音声表現を通して―
DⅢ 今 由佳里
①加藤内藏進・長岡功 ドイツ付近の季節サイクルの中で見た春・5月と歌 ―異質な他者の発見を促す大学でのESD学際的授業の実践報告―
②宮川 渉 非音楽専攻学生を対象としたICT活用音楽創作授業の取り組み
DⅣ 加藤富美子
①渡邉 寛智 明治後期の子どものための音楽劇が大正期の音楽文化に与えた影響について
②鈴木慎一朗 山梨県の新民謡と野口雨情―《甲州音頭》に着目して―
EⅠ 疇地 希
①曽田 裕司 幼児の生成変化する表現はいかに作動するか―ドゥルーズ=ガタリの哲学に基づく試論―
②小畠 エマ・髙井 翔海 乳幼児の音楽活動記録の方法について―保育、看護、心理学分野の方法論からの示唆―
EⅡ 久保田葉子
①山﨑 英明 保育士養成大学における領域「表現(音楽)」の指導内容に関する比較検討
②髙井 翔海 保育者養成校におけるEdwin E. Gordonの音楽適性診断の運用と結果
EⅢ 麓 洋介
①尾見 敦子 【WS】「書く」ことから始める「楽しい」読譜指導
―コダーイ・アプローチによる教員養成の授業から―
②髙島 章悟 特別支援学校における金管楽器演奏の可能性と実践
EⅣ 西沢 久実
①岡 ひろみ ベトナムの障害児療育センターにおける音楽活動
②近藤 真子 【WS】クロックオ―ケストラで楽しむ!インクルーシブ音楽体験
―創造のプロセスを視点として―
FⅠ 水戸 博道
①川村 暁・牛渡克之・長谷川正規
旋律吹奏時に感じた好き嫌いの分布に関する一考察―被験者実験の修正データを基に―
②杉山 雄一 2歳児のヴァイオリンレッスン―構えの指導―
FⅡ 田中 慈子
①中畑 淳 東日本大震災の被災地域における音楽的アウトリーチ活動
―大学生によるアクティブラーニングの実践―
②高木麻衣子 授業と一体化した継続的なアウトリーチ効果
―STEAM教育における芸術の役割を見据えて―
FⅢ・Ⅳ木下 千代
(担当:奧 忍) 能登半島地震支援特別企画:『一献の系譜』上映会
【バッカスの宴】アクセスのご案内
JR 甲府から会場へ 「甲府駅北口」から徒歩 15 分、 バスまたはタクシー(1メーター)
新宿から→(特急あずさ or かいじ)→甲府 (約 1 時間 30 分)乗車券 2,310 円+指定券 1,580 円
新横浜から→八王子乗換(特急予約あずさ / かいじ)→甲府 (約1時間 40 分)乗車券 2,310 円+特急指定席 1,020 円
名古屋から→(特急しなの)→塩尻乗換(特急あずさ)→甲府 乗車券 4,840 円+特急指定席 3,220 円
静岡から→(特急ふじかわ)→(身延線経由)→甲府 普通車自由席 4,179 円 (特急料金はシーズンによって変動)
* 中央線の特急は全席指定席です。指定券なしで乗車した場合には、座席上部の「青・黄・赤」のランプを参考に空席に座ることができますが、指定券を持った乗客には席を譲らなければなりません。荷物が多いときには早い目に指定券を購入されることをお勧めします。
参加申し込み手順
Google Formでお申し込みください。
https://forms.gle/mvPaeXoVYAoVmRvbA
①参加費(会員の方は合わせて年会費の)納入を確認してからエントリーしてください。
②参加ご希望の方は会員も非会員も、Google Form にしたがって必要事項をご記入下さい。
③学会員で大会あるいは総会に欠席される方は Form の質問項目2「大会・総会の出欠について」にしたがって、総会委任状をご提出ください。
【参加費納入】申込期日までに日本音楽表現学会大会に振込をお願いします。当日受付では現金を扱いません。
情報交換会に参加される方は「交換会参加費」6,000 円をプラスしてお納め下さい。
ゆうちょ銀行「00210-5-142606」029店 当座 142606
学会員:6,000円 情報交換会 6,000 円
学会員以外(一般)1日:3,500 円 2日:7,000 円(『大会要項』付)情報交換会 6,000 円
(学部学生) 1日:1,500 円 2日:2,500 円(『大会要項』付)
【22 日㈯の昼食と 23 日(日)のお弁当の購入について】
22 日 : 唄い隊参加者は各自でご準備ください。学食は閉店です。
23 日のお弁当 : 学食は閉店です。弁当(900 円)を申し込むか、各自で適宜ご準備ください。お弁当を申し込まれる方は、参加申込時に Form の該当ボタンをクリックして参加費と一緒にお払い込みください。
【参加申込〆切】 2024 年 6 月 10 日(月)24:00 厳守です。申込日時の厳守を切にお願いします。
YK タクシー 0120-822-121
第一交通総合配車センター 055-252-5533,
相互タクシー 0120-894-045
実行委員会:
委員長:藤原嘉文(山梨大学名誉教授)
事務局長:小島千か(山梨大学)
委員:池山洋子(山梨大学)
大内邦靖(山梨大学)
河野久壽(山梨大学)
斉藤 武(岡山大学名誉教授)
新海 節(安田女子短期大学)
豊田典子(大阪人間科学大学)
中島涼子(山梨大学)